岡さんいやぁ、すっかり寒くなったなぁ。雪も積もったし、さすがにクマも冬眠して出てこないだろう。春まで一安心だ。
なおみ岡さん、油断は禁物ですよ。冬眠中だからこそ、来年度の「補助金」や「解体費用」を今のうちに調べておくのです。春になってからでは遅いこともありますから。
この記事の作者

こんにちは、パジャ丸(@pajamaru_blog)です。
市役所の資産税課で6年間、固定資産税の相続分野を担当しました。
固定資産税の特にも相続に関する情報は専門性が高く、発信者が限られている分野です。
このブログでは、役所での経験を活かし、相続や固定資産税について、読者の皆さんが必要な知識を得られるよう努めていきます。少しでもお役に立てれば幸いです。
相続、空き家問題や共有不動産でお困りのお友達などにも、ぜひ当ブログ「パジャ丸の相続ガイド」を教えてあげてくださいね。
YouTubeやNoteにも積極的に取り組んでいます。一般の方から士業・自治体職員の方まで好評を得ていますので、是非ご覧ください。

正確で信頼性の高い情報を提供するために、徹底的な準備を行っています。
たとえば、「固定資産税実務提要」を購入し、必要な情報を収集・精査しています。この書籍は46,200円と高額で、さらに加除式のため年間88,000円の更新費用がかかりますが、質の高い記事作成のために惜しみなく取り組んでいます。
また、役所に在籍していた頃は、各種セミナーにも意欲的に参加しました。あるセミナーでは研修会場に向かう道中、代々木駅で見かけた講師をつかまえて会場まで質問し、終了後も運営側が苦笑いするほど質問を重ねました。
私も当時を振り返ると、思わず苦笑いしてしまうのは大人になった証拠でしょうか。
なおみそうですか?あまり変わっていないかもしれませんね!
あっ、申し遅れました。市役所資産税課のなおみです。
よろしくお願いします。

えいきち母さん、もう泣くなよ。クマ対策の補助金について学んでいこう。
キクそうね・・・。
【調査】高いクマ撃退スプレー、来年度の補助金をチェック

・高額なスプレーこそ、自治体の支援を活用する
・予算には限りがあるため「年度初め」が狙い目
・冬の間に「自分の地域」の制度を検索しておく
最近は岩手や秋田だけでなく、全国的にクマの出没ニュースが相次いでいますね。 いざというときの備えとして「クマ撃退スプレー」を持っておきたいところですが、これが意外と高いのです。
小型のものでも約3,000円、プロが使うような大型のものだと1万円から2万円もします。 家族全員分を揃えようとしたら、結構な出費になってしまいますよね。
そこで注目したいのが、自治体による補助金制度なのです。 私がリサーチしたところ、2025年10月時点でもいくつかの自治体でユニークな補助が行われていました。
たとえば岩手県花巻市では、購入費の4分の1(上限5,000円)を補助しています。 青森県平内町や神奈川県松田町では、なんと購入費の半額(上限5,000円)が出るところもあるのです。 こういった制度を使えば、実質半額で命を守る道具が手に入ることになります。
役所の補助金というのは、基本的に「年度ごとの予算」で動いています。 つまり、人気の補助金は年度の途中で予算が尽きて、受付を終了してしまうことが多いのです。
なおみ補助金のことについては下記の動画でも学べますよ。
だからこそ、クマが冬眠している「今」がチャンスなのです。 今のうちに自分の住んでいる自治体、あるいは実家がある自治体のホームページをチェックしてみてください。 春になってクマが出てから慌てて買いに行くのではなく、4月の申請開始に合わせて準備をしておく。これが賢い大人の対策なのです。
【計画】雪が溶けたらすぐに動ける?「草刈り・環境整備」

・スプレーはあくまで最終手段、基本は「寄せ付けない」こと
・個人の草刈りだけでなく、地域活動への補助も存在する
・雪かきのついでに、春の作業計画を立てる
クマ対策というと、どうしてもスプレーや鈴といった道具に目が行きがちです。 ですが、専門家が口を揃えて言うのは「クマが隠れられる場所を作らないこと」の重要性です。
背の高い草むらや、放置された柿の木などは、クマにとって格好の隠れ場所や餌場になってしまいます。 特に空き家になっている実家は、人の気配がないため、クマが居座ってしまうリスクが非常に高いのです。
自治体によっては、こうした環境整備に対して補助を出しているところもあります。 たとえば富山県富山市のように、個人ではなく自治会などの地域団体に対して、草刈りや緩衝帯の整備費用を補助するケースです。 これは「地域全体でクマを寄せ付けない」という強いメッセージでもありますね。
スプレーよりも大切な「隠れ場所」をなくすこと
ここで少し、雪国ならではの会話を聞いてみましょう。
えいきち雪かきついでに裏の様子を見てきたけど、藪がひどいな。春になったら業者に入ってもらわないと、またクマが出るぞ。
キク雪が消えたらすぐに草を刈れるよう、今のうちに手配しておくのが主の務めよ。
雪が溶けてから業者を探しても、春は繁忙期ですぐには動いてもらえないことがあります。 こたつで暖まりながら「どこの業者に頼もうか」「シルバー人材センターにお願いできるかな」とリストアップしておくだけでも、立派な冬の宿題になりますよ。
【知識】じっくり学びたい「固定資産税と解体」の真実

・「解体=税金6倍」という言葉が一人歩きしている
・実際は建物分の税金がなくなるため、総額はそこまで増えない
・放置するリスクの方が、将来的には金銭的負担になる
冬休み、親戚が集まると話題になるのが「実家をどうするか」という問題です。 そこで必ずと言っていいほど出てくるのが、「家を壊すと固定資産税が6倍になるから、ボロボロでも残しておいた方がいい」という話ではないでしょうか。
これ、実は半分正解で、半分は誤解なのです。 元公務員として、この「6倍神話」について少し詳しく解説しましょう。
なぜ「解体すると税金が6倍」と言われるのか
土地の上に住宅が建っていると、「住宅用地の特例」という制度によって、土地の固定資産税が6分の1に軽減されています。 家を解体して更地にすると、この特例が外れるため「元の税額(6倍)に戻る」というのが仕組みです。
しかし、住宅用地の特例は外れるけれども、他に調整がなされて、結局3〜4倍くらいにおさまることが多いです。
また家が建っていれば、土地の税金は安いですが、建物の税金も払わなければなりません。 解体すれば、当然ですが建物の税金は0円になります。
岡さんといっても、空き家になるぐらいのボロボロの建物にそれほど税金が乗っているとも思えないけどね。
なおみまぁそういうこともありますが、ボロボロのままだとリスクもあるのですよ。
さらに怖いのは「特定空き家」のリスクです。 倒壊の恐れがある危険な空き家として自治体から「特定空き家」に指定され、勧告を受けると、家が建っていても「住宅用地の特例(6分の1)」が解除されてしまいます。 つまり、ボロボロの家を残しておいても、結局は高い税金を払うことになりかねないのです。 (参考:令和5年 国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法」関連資料より)
クマが住み着くような危険な家を放置して、近隣に迷惑をかけ、結局高い税金を払うことになる。 それなら、今のうちに解体費用の見積もりだけでも取って、春以降の収支をシミュレーションしておくのが得策ではないでしょうか。

【解決】スマホ一つで終わらせる「実家じまい」の予習

・寒い冬は外に出ず、オンラインサービスを活用する
・まずは「解体費用」の相場を知ることから始める
・訳あり物件専門の相談窓口も選択肢に入れる
いろいろと難しい話をしてしまいましたが、やるべきことはシンプルです。 外は寒いですし、わざわざ不動産屋へ出向く必要はありません。 スマホ一つでできる「実家じまい」の予習を、ステップ形式で紹介します。
解体費用の見積もりを取ってみる まずは「解体にいくらかかるのか」を知らないと、何も判断できません。 「タウンライフ空き家解決」のようなサービスを使えば、オンラインで複数の業者から無料で見積もりやプランを取り寄せることができます。 金額を見て「これなら払える」と思えば前進ですし、「高いな」と思えば別の方法を考えればいいのです。

プロに相談してみる もし、解体費用を出す余裕がない、あるいは権利関係が複雑で自分ではどうにもできない場合は、「ワケガイ」のような専門サービスに相談するのも手です。 共有名義や再建築不可といった、いわゆる「訳あり物件」でも相談に乗ってくれます。

春になって草が伸び、クマが出没し始めてからでは、現地調査すら難しくなってしまいます。 雪が積もっている今のうちに、暖かい部屋でポチッと問い合わせをしておく。 それが、春のあなたと家族を守る「一番の近道」になるはずです。
まとめ クマ対策の補助金と空き家問題
岡さんなるほどなぁ。冬は休み期間じゃなくて、作戦タイムだったわけだ。こたつでミカン食べてる場合じゃないな!
なおみふふ、ミカンを食べながらでいいんですよ。大事なのは「知ろうとする一歩」を踏み出すことですから。一緒に春の準備を始めましょう。
みなさんも、年末年始の家族が集まるタイミングで、一度「実家とクマ対策」について話してみてください。 意外と「実は私も気になっていた」という声が上がるかもしれませんよ。
たけぞうホッホッホ。雪の下で春を待つのは、草木も人間も同じじゃな。しっかり準備して、良い春を迎えるんだぞ。キク、あの世から見守っとるぞ〜。君といつまでも。
キクあれっ、今、たけぞうさんの声が聞こえたような・・・? 隙間風かしら?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、相続や固定資産税の手続きに関する負担を和らげる一助となれば幸甚です。
あなたの心が穏やかで、安らぎに包まれる時間を過ごされますように、心よりお祈り申し上げます。よろしければエンディングソングもお聴きください。

歌唱は風芦梨(フロリ)さんです。YouTubeチャンネルFloriPanda’s Songで懐かしい楽曲のカバーを公開中。2015年4月から2021年8月まで活動を休止していましたが、現在は再び素敵な歌声でファンを楽しませています。代表曲に「泣かないで 舘ひろし ’84 Cover」や「Cover By Flori 鎌倉物語 ~1985~」が挙げられます。
フロリさんは、特に40代以上の世代から熱い支持を集めています。この世代は親の相続に直面する時期にある方もおり、ブログの読者層と重なりやすいため、エンディングで使わせていただきました。司法書士の方も40代、50代が多いですね。よろしければ仕事の合間にぜひお聴きください。
パジャ丸それでは、これからも相続と固定資産税について、記事を書いていきますので、よろしくお願いします。パジャ丸でした。
(書籍)固定資産税実務提要
(書籍)令和6年度版 要説固定資産税 固定資産税務研究会 編
環境省「クマ類の出没対応マニュアル」
国土交通省「空き家対策特設サイト」
各自治体ホームページ(花巻市、平内町、松田町、富山市等 2025年公表資料に基づく)
Q&A クマ対策 クマスプレー補助金 空き家
- クマ撃退スプレーは補助金の対象になりますか?
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はい。一部の自治体ではクマ撃退スプレーの購入費用に対して補助金制度があります。たとえば購入費の4分の1や半額(上限5,000円)を補助している自治体もあり、制度内容は地域ごとに異なります。
- 補助金を申請するベストなタイミングはいつですか?
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多くの補助金は年度ごとの予算制のため、4月など年度初めが狙い目です。人気の制度は途中で予算がなくなり受付終了となることもあるため、冬のうちに制度を調べて準備しておくことが重要です。
- クマ対策はスプレーだけで十分ですか?
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いいえ。スプレーは最終手段であり、基本はクマを寄せ付けない環境づくりが重要です。背の高い草や放置された果樹を整理し、クマが隠れられる場所をなくすことが効果的とされています。
- 草刈りや環境整備にも補助金はありますか?
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自治体によっては、個人ではなく自治会などの地域団体を対象に、草刈りや緩衝帯整備の費用を補助している場合があります。地域全体でクマを寄せ付けない取り組みとして支援されています。
- 家を解体すると固定資産税が6倍になるのは本当ですか?
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解体すると「住宅用地の特例」が外れ、土地の税額は上がりますが、その他の調整が適用されます。また、建物分の固定資産税は0円になります。結果的に税額は3〜4倍程度に収まるケースが多いです。
- 空き家を放置するとどんなリスクがありますか?
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倒壊の恐れがある空き家は「特定空き家」に指定される可能性があります。その場合、家が建っていても住宅用地の特例が解除され、固定資産税が高くなるほか、近隣トラブルやクマの住み着きといった危険も高まります。
- 冬のうちにやっておくべき実家対策は何ですか?
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外に出にくい冬こそ、解体費用の見積もり取得や自治体制度の確認など、スマホでできる準備がおすすめです。春になると業者が混み合うため、事前に情報収集しておくことでスムーズに行動できます。
